Record China 2021年9月27日(月) 13時20分
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仏RFIの中国語版サイトは、台湾の国民党の主席選挙で5年ぶりに主席の座に返り咲いた朱立倫氏について、「中国共産党の習近平総書記からの祝電にすぐに返電した」と報じた。写真は朱氏のフェイスブックより。
仏RFIの中国語版サイトは26日、台湾の最大野党・国民党の主席(党首)選挙で5年ぶりに主席の座に返り咲いた朱立倫(ジュウ・リールン)氏について、「中国共産党の習近平(シー・ジンピン)総書記からの祝電にすぐに返電した」と報じた。
記事によると、国民党の主席選挙が25日、党員投票により実施され、元主席の朱氏が8万5164票(得票率45.78%)を獲得し、当選を果たした。
習氏は祝電で、「過去の一時期、両党が(1992年に「一つの中国」原則を確認したとされる)92年合意を堅持し、台湾独立に反対するという政治的基礎の上に、協力を強化し、両岸(中台)の同胞の共通の願いに応じて両岸関係の平和的発展を推し進め、両岸の同胞に幸福をもたらした成果は衆目が認めるところだ」と指摘した。
その上で、「現在、台湾海峡をめぐる情勢は複雑かつ厳しい。中華民族の子孫は全て一つの心で未来に向かって力を合わせていかなければならない。両党は、高きに登って遠くを望み、共通の政治的基礎を堅持し、民族の大義を堅守し、一致協力して、同胞のために幸福を図り、台湾海峡のために平和を図り、国家のために統一を図り、民族のために復興を図ろう」と呼び掛けた。
これを受けて、朱氏は返電で、「両党が今後、92年合意と台湾独立反対という基礎の上に、相互信頼と融合を増進し、交流と協力を強化し、両岸関係の平和的発展を絶えず前進させ、共に両岸の民衆に幸福をもたらし、台湾海峡の平和と安定を促進することを深く期待している」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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