人民網日本語版 2021年9月23日(木) 15時30分
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第76回国連総会の一般討論演説でバイデン米大統領が「米国は新たな冷戦を求めない」と述べたことについて、中国外交部の趙立堅報道官が22日の定例記者会見でコメントした。
第76回国連総会の一般討論演説でバイデン米大統領が「米国は新たな冷戦を求めない」と述べたことについて、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は22日の定例記者会見で、「平和的発展と協力・ウィンウィンは今の時代の潮流であり、各国共通の願いだ。国際社会の全てのメンバーは国連憲章の趣旨と原則を厳守し、国連中心の国際システム及び国際法に基づく国際秩序を維持するべきだ。平和・発展・公平・正義・民主・自由という全人類共通の価値観を発揚し、真の多国間主義を実行し、『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則を堅持し、小集団やゼロサムゲームを捨て去る必要がある」と指摘。
「国際問題の解決にあたっては、いわゆる強者の立場から覇権・覇道を推し進めてはならず、ましてやいわゆる『ルール』を旗印に国際秩序を破壊し、対立と分断を生み出してはならない。互恵・ウィンウィンの協力観を厳守し、貿易・投資・技術分野における様々な高い障壁を取り除き、包摂的であまねく恩恵の及ぶ発展の未来を築くべきだ」と述べた。
また趙報道官は、「中国は世界平和の建設者、世界の発展への貢献者、国際秩序の擁護者、公共財の提供者だ。われわれは引き続き、中国の新たな発展によって、世界に新たなチャンスを提供していく。関係各国が時代の潮流についていき、中国及び中国の発展を客観的かつ理性的に受け止めることを希望する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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