Record China 2021年9月22日(水) 18時20分
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中国陝西省で開催中の「全国運動会」は21日夜、陸上男子100メートルの決勝が行われ、9秒83のアジア記録を持つ蘇炳添が9秒95で優勝した。
中国陝西省で開催中の「全国運動会(日本の国体に相当)」は21日夜、陸上男子100メートルの決勝が行われ、9秒83のアジア記録を持つ蘇炳添(スー・ビンティエン、32)が9秒95で優勝した。
中国のスポーツメディアの新浪体育によると、蘇が9秒台をマークしたのはキャリアで10回目、うち5回は今年記録した。
蘇は4月21日の競技会(広東省肇慶市)と6月11日の全国選手権(浙江省紹興市)でともに9秒98をマーク。8月1日の東京五輪の準決勝で9秒83のアジア新記録をたたき出し、約2時間後の決勝では9秒98で6位に入った。
日本勢では、桐生祥秀(25)が9秒98(17年)、サニブラウン・アブデル・ハキーム(22)が9秒97(19年)、小池祐貴(26)が9秒98(19年)、山縣亮太(29)が9秒95(21年)と、4人が9秒台の記録を持つが、9秒台を記録したのは1回だけ。
今年9秒台を5回マークしたのは、蘇のほかは全て米国勢で、東京五輪2位のフレッド・カーリー(26)、ロニー・ベイカー(27)、トレイボン・ブロメル(26)、マービン・ブレーシー(27)の4人。(翻訳・編集/柳川)
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