北朝鮮の巡航ミサイル挑発、韓国はまたも情報把握できず=韓国ネット「これが現実」「わざとしなかった?」

Record China    2021年9月14日(火) 16時20分

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14日、韓国・国民日報は「北朝鮮による巡航ミサイル挑発を、韓国軍は探知すらできなかった」と報じた。写真は長距離巡航ミサイル。

2021年9月14日、韓国・国民日報は「北朝鮮による巡航ミサイル挑発を、韓国軍は探知すらできなかった」と報じた。

記事によると、北朝鮮は13日、最大射程距離1500キロメートルの長距離巡航ミサイルの開発に成功したと発表した。専門家は、北朝鮮の巡航ミサイルの能力が米国のトマホーク巡航ミサイルや、韓国の玄武-3C巡航ミサイルに匹敵すると評価しているという。

巡航ミサイルは弾道ミサイルに比べ速度や破壊力が劣るものの、低い高度で飛行するため探知や迎撃が難しい。韓国軍と情報当局は北朝鮮が今回発射したミサイルの飛行軌跡や落下地点を把握できていないという。

韓国軍消息筋は「巡航ミサイルは発射地点の把握が難しく、水面から1キロメートルほどの高さで飛行するためレーダーや軍事衛星では識別が難しい」と話した。軍当局は今年3月にも、北朝鮮の短距離弾道ミサイルの最終落下段階を捉えられず、射程距離の把握に失敗していたという。

一部では、今回のミサイルが小型核兵器の開発を強化してきた北朝鮮の初の核弾頭搭載ミサイルである可能性も指摘されている。梨花大学のパク・ウォンゴン教授は「北朝鮮が進める核の小型化が相当水準に達したというのが衆論だ」とし、「ミサイルに核兵器を搭載した可能性も念頭に置いておくべきだ」と指摘したという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「探知すらできないなんて。核弾頭を積んでソウルに落とされたらどうするつもり?」「米軍も探知できなかったのだから韓国軍にできるはずがない」「これが韓国軍の現実。いざという時、本当に戦争なんてできるのか」など不安の声が上がっている。

また、「探知できなかったのではなく、しなかったのでは」「玄武とスペックがそっくりらしい。誰かが技術を流出させたのでは?」「米軍が探知できなかったのはうそだよ。親北・親中の文政権に情報を渡したくなかっただけ」などと疑う声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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