Record China 2021年9月9日(木) 16時20分
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中国メディアの北京青年報は8日、サッカーのW杯アジア最終予選で中国が日本に敗れたことについて「1点差だったものの完敗、チームとしても個人としても日本とは同じレベルにない」と評した。
中国メディアの北京青年報は8日、サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国が日本に敗れたことについて「1点差だったものの完敗、チームとしても個人としても日本とは同じレベルにない」と評した。
7日にカタール・ドーハで行われたこの試合、日本は引いて守りを固める中国を相手に序盤からペースを握り、たびたびチャンスを創出。40分に伊東純也のクロスから大迫勇也のゴールで先制した。追加点は奪えなかったものの、中国にもチャンスらしいチャンスはつくらせず、1-0で勝利した。
最少失点での敗戦だったが中国は実力差を実感しているようだ。北京青年報の記事は、開始数分で張琳芃(ジャン・リンファン)が負傷退場するというアクシデントはあったことに触れつつ、「前半のボール保持率は22%しかなく、シュートは1本止まり。ただ、ある程度攻撃をあきらめる戦い方は(実力で劣る)中国にとって現実的で、ディフェンス面では多くの時間で成功していた」と評した。
一方で、「日本の選手たちは高い個の力を有していた」と指摘。大迫の先制ゴールのシーンを振り返り、「中国はディフェンスの過程で力を出し切れなかったということはないが、相手のオフェンス能力が際立っていた」と日本をたたえた。
また、後半に交代カードを一気に切ってチームの立て直しを図ったものの、「日本の陣形は終始完全に保たれ、中国は得点チャンスを得ることができなかった」と説明。「結果は1点差だったが、試合全体を見れば中国の完敗だった。全体の力においても個人の力においても、日本と同じレベルではなかった」としたほか、「4人の帰化選手がいたにもかかわらず日本に完全に抑えられた。彼らがいなければ中国はもっとひどい戦いをしていた可能性が高い」とも指摘した。(翻訳・編集/北田)
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