anomado 2021年9月8日(水) 10時20分
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中国紙・環球時報は7日、韓国ドラマ「D.P.―脱走兵追跡官―」で描かれた軍隊内のいじめの様子について、同国内で「リアルすぎる」との感嘆の声が上がっていると報じた。
同作はデジタルコミックが原作。ネットフリックスで8月27日に配信を開始すると、韓国だけでなくタイ、ベトナム、シンガポール、日本などアジア圏で話題を呼んだ。とりわけ韓国では軍内部での暴力問題の描写がリアルすぎると注目が集まっている。
SBSテレビは6日、同作が韓国軍内で起きている構造的ないじめ、暴力問題を暴いたと伝えた。作中では、上官が部下に自慰行為を命じたり、新人兵士に水を浴びせて電気ショックを与えたり、新人兵士の身内からの手紙を読み「お前の家は乞食か」と罵倒したりする様子が描かれており、記事は「現実だとは信じられない内容」としている。
しかし、これらは実際に起こったことにかなり忠実に描かれているといい、2020~21年にかけての韓国軍事法廷の判例には似たようなケースが少なくないとのこと。19年の軍内部の人権調査報告では多くの被害者が人権侵害だとは感じておらず、単に不公平な待遇を受けたとしか感じていなかったとされており、この「いじめ」問題が個別のケースではなく組織的な問題であることが明らかにされた。
記事によると、配信開始後、韓国のSNS上には「リアルすぎる!」「服役したことがある男性が見たら涙が出るだろう」「心の傷をえぐられた。より多くの人に韓国軍内の暴力問題に注目してもらいたい」「いじめ問題を制止するためにも、ぜひシーズン2を制作してほしい」などの声が相次いで投稿されたという。(翻訳・編集/北田)
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