中国が真空管リニア開発、「時速3000キロ目標」=北京・ウルムチ間を1時間で結ぶ―中国メディア

Record China    2014年5月15日(木) 8時10分

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14日、中国四川省成都市の西南交通大学はこのほど、開発中の真空管式リニアモーターカーについて「時速3000キロで飛行機より速く、北京とウルムチを1時間で結べる」と自信を示した。写真は上海リニア。

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2014年5月14日、新華網によると、中国四川省成都市の西南交通大学はこのほど、開発中の真空管式リニアモーターカーについて「時速3000キロで飛行機より速く、北京とウルムチを1時間で結べる」と自信を示した。

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それによると、真空管式リニアモーターカーは現在試験段階。大気に比べて気圧を10分の1に落とした真空管チューブの中を列車が走る仕組み。実験では時速50キロまで出せているという。今後はさらに研究を重ね、スピードを上げていくことになる。中国のインターネット利用者は「時速3000キロは研究者の見通しで、実験を重ねれば最高の数値が出るのではないか」とみている。

中国科学院物理研究所の研究員・趙林(ジャオ・リン)氏が「リニアモーターカーは未来の交通輸送システムの中でも重要だ。実用試験段階ではさまざまな要素を考慮しなけれはならない。車体やレールの調達費、真空管の建設コストも莫大になるだろう」としている。(翻訳・編集/AA)

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