海外在住中国人向けの情報サイト・文学城は7日、空手・女子組手61キロ超級で銅メダルを獲得した中国の龔莉（ゴン・リー）選手について、中国では「強さ」と「美貌」を称賛する声が殺到していると伝えた。

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龔選手は7日、日本武道館で行われた空手・女子組手61キロ超級の準決勝でアゼルバイジャンのイリーナ・ザレツカ選手と対戦したが、2対7で敗戦。結局、同種目ではエジプトのフェリアル・アブデルアジズ選手が優勝し、ザレツカ選手は銀メダル、龔選手はカザフスタンのソフィア・ベルルツェワ選手とともに銅メダルとの結果だった。

龔選手は優勝こそできなかったが、極めてよい成績を収めたと言えるだろう。しかし文学城によると、龔選手が注目されたのは、むしろその容姿だった。身長173センチで、スラリと伸びた長い脚。そして美貌の持ち主であり、ネットでは「まるで章子怡（チャン・ツィイー）だ」と指摘する声も沸き上がっているという。

ちなみに文学城は、龔選手自らがネット投稿したと思われる「ヘン顔」の画像も紹介した。美貌の選手のこの「お茶目さ」も、ファンにとってはたまらない魅力かもしれない。文学城はさらに、龔選手が収めた成績も優秀だったとして「東京五輪という舞台で、彼女は自ら証明した。顔の価値だけでなく、実力もある。こんな優秀な龔莉にファンの輪が広がらないわけがない」と評した。ファンからは「龔莉選手は空手の女神様」といった投稿も寄せられたという。

龔莉選手は1999年8月16日生まれなので、まだ21歳ということになる。最初はテコンドーを学んだが、2017年に空手に転向した。今年（21年）5月にはポルトガルで開催された「Karate1プレミアリーグ リスボン2021」に出場して女子68キロ級で優勝したことなどで、世界ランキングを2位に引き上げたという。

ただし文学城は記事最後の部分で「気になる情報」を追加した。「男性のネットユーザーはたぶん、がっかりするだろう。龔莉選手にはすでに彼氏がいる。同じく空手の選手」とのことだ。記事は、龔莉が“彼氏”におんぶされて、にっこりとほほ笑んでいる写真も紹介した。

いずれにせよ、龔莉選手はまだ若い。24年開催予定の五輪パリ大会でも活躍が期待できそうだ。（翻訳・編集/如月隼人）