王毅外相「米国は言動を慎むべき」、ケリー国務長官「領有権問題、どちら側にもつかない」―中国メディア

Record China    2014年5月14日(水) 16時9分

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14日、王毅(ワン・イー)外交部長(外相)は今月13日、米国のケリー国務長官と電話会談を行った。

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2014年5月14日、王毅(ワン・イー)外交部長(外相)は今月13日、米国のケリー国務長官と電話会談を行った。

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王部長は「米中の新型の大国間関係の構築を推し進めることは両国元首間の重要な共通認識であり、両国の共通利益に合致する。双方は協力を強化し、妨害を排除し、両国関係の健全で安定した前向きな発展を確保すべきだ。今後米中間には一連の重要な往来がある。双方は緊密に歩調を合わせ、前向きな成果を得られるようにすべきだ」と強調した。

ケリー長官は「米中の新型の大国間関係の構築という精神に基づき、重大な問題について中国側と意思疎通や協力を継続したい」と表明した。

現在の海上情勢に関して、王部長は問題の歴史的経緯、事実と真相、中国側の原則的立場を説明したうえで、米側に対して、客観的、公正妥当に受け止め、約束を守り、言動を慎み、関係国の挑発行為を助長しないよう促した。

ケリー長官は「領有権問題において米側は特定の立場を取らず、どちらかの側にもつかないし、裁定を行う意図も有しない。各国が適切に処理し、地域の平和・安定を維持することを希望する」と表明した。また両氏は朝鮮半島情勢についても意見交換した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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