Record China 2007年6月13日(水) 7時35分
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2007年6月11日、以前の騒動もひと段落して、八戒はまた街に繰り出した。人々は一人の例外もなく振り返って八戒を見ている。
八戒は白黒のぶち模様の子豚で、北京市朝陽区遠洋天地団地に住む張阿姨さんのペットだ。ちなみに中国語では豚のことを「猪」といい、猪八戒にちなんだ名前だ。
張さんはレコードチャイナの記者に、八戒を飼い始めて2ヵ月にもならないが、もう近所のアイドルになっているとうれしそうに話した。
11日の朝、暑いので張さんは八戒に水浴びをさせた。八戒の水浴びはたちまち近所の人々の注目を集めた。
八戒の体のラインはとてもきれいで、背中はくびれ、おなかはポンポコリンの愛らしい体型だ。八戒は「フガフガ!」と息切れしながら、身震いをしたり、動作も人々を楽しませた。
「八戒が気持ちよさそうだよ」近所に住む劉おじさんが言った。水浴びを終えた後の八戒は興奮しているようで、劉おじさんにとびついた。おじさんはびっくりして後ずさりした。
近所の李さんは、3歳になる子供が八戒をとても気に入っていて、いつも芝生で
八戒と遊んでいると話した。「八戒はおすわりもできるし、ジャンプも高く跳べるの。八戒が来てから楽しくなったわ。」近所の子供たちは先を争って八戒と友達になろうとしている。
しかし、飼い主の張さんはこう話す。先週土曜日の夕方ごろ、何人かの警察が張さんのところを調査に来た。“子豚楽園”、ある人がこういって警察に通報したらしいのだ。「八戒は団地の秩序を乱した」といって八戒を連れて行かせようとする人もいた。てんやわんやした後、張さんは警察を納得させた。八戒は連れて行かれずにすんだけれど、張さんの怒りは収まらない。「八戒はただの子豚よ、八戒が何をしたっていうの」近所の李さんも「病気も持ってないし、何で警察に通報する人がいるのかわからないわ」ともらした。(翻訳/編集・シャオ・イエスー)
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