河南省の水害で現地ボランティア、ワン・イーボーら芸能人に「ショーではない」厳しい批判

anomado    2021年7月27日(火) 15時50分

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記録的豪雨による水害が注目される河南省へボランティア活動に赴いた歌手で俳優ワン・イーボー(王一博)らに対し、現地で救援に従事する人が批判の声を上げたことが、ネット上でも物議を醸している。

記録的豪雨による水害が注目される河南省へボランティア活動に赴いた歌手で俳優ワン・イーボー(王一博)らに対し、現地で救援に従事する人が批判の声を上げたことが、ネット上でも物議を醸している。

出身地の河南省で発生した水害について、ワン・イーボーはこのほど、中国の女性歌手ハン・ホン(韓紅)による基金会のボランティアチームの一員として被災地入り。現地で懸命に働く姿が報じられている。

しかし今月25日、現地の救援チームの一員を名乗る人物が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、ワン・イーボーやハン・ホンらが活動の妨げになっていると投稿。芸能人と一緒に現地に入っているカメラマンやスタッフがボートを使用するため、急病人や妊婦を直ちに搬送できない状況があったことを、憤りを交えて報告している。

これについて、ワン・イーボーのファンやネットユーザーから、本当に救援に従事する人物なのか疑う声や、芸能人への中傷だと批判する声が上がり、投稿が炎上することに。こういった世間の声に対し、投稿した人物は自身の身元を実証するため、救援活動中の複数の写真を投稿し、さらに警察に助けを求めたことも明かしており、「必要があればいつでも調査を受け入れる」と記している。

この一件がネットでも物議を醸し、芸能人の被災地入りに疑問を投げかける人が続出している。メディアが報じた被災地でのワン・イーボーの写真に、警備員の姿が写っていたことも引き金となり、「なぜ被災地にメディアを連れて行くのか?」「芸能人はお金や物資の寄付に専念すべき」「どうしても行きたいならこっそり行けば?」「現地での活動は救援のプロに任せるほうがいい」といった声が上がっている。

なお、同じく25日には中国の民間災害支援団体・藍天救援隊(BLUE SKY RESCUE)のウェイボーも、「救援目的でない方は、お立ち退きください」のタイトルで長文を投稿。救援はショーでもビジネスでもなく、現地では規律の遵守が第一だと書き込んでおり、芸能人の被災地入りを間接的に批判した一文と見られている。(Mathilda

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