テロ多発の中国、大学が初の対テロ専攻を新設へ―英メディア

Record China    2014年5月13日(火) 7時30分

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11日、多発するテロ事件を受け、中国人民公安大学は今年新たに対テロ専攻を新設する。

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2014年5月11日、BBCは中国メディアの報道を引用し、テロ対策の直面する新たな情勢に対応するため、中国人民公安大学が今年新たに対テロ専攻を新設すると報じた。12日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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同大学の対テロ専攻では80人を募集する。中国の公安系学校で対テロ専攻を開設する大学は同大学が初めてということで、多くのメディアの注目を集めている。

中国ではここ数カ月、昆明駅での無差別襲撃事件やウルムチでの自爆テロ事件など、テロ事件が相次いで発生しており、テロ対策はますます注目されている。このほど発表された中国国家安全研究報告書によると、中国国内のテロ活動は2013年に再び多発しており、新たな特徴を見せている。

同大学の対テロ専攻の授業には理論と実践の2種類があり、理論はテロ組織研究や対テロ国際協力、テロ情報やリスク評価などで、実践にはインターネット犯罪調査や具体的なテロ事件における指揮方法や戦術などが含まれる。対テロ専攻の新設について、中国版ツイッターには「もっと早く設置すべきだった」という意見が見られた。(翻訳・編集/藤)

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