<韓国船沈没>船の所有者親子、事情聴取を拒否―韓国メディア

Record China    2014年5月12日(月) 22時20分

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12日、韓国旅客船沈没事故で、船を所有する「清海鎮海運」の兪炳彦会長(73)とその息子(44)が、検察の事情聴取を拒否していることが分かった。写真は捜索現場。

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2014年5月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で、船を所有する「清海鎮海運」の兪炳彦(ユ・ビョンオン)会長(73)とその息子(44)が、検察の事情聴取を拒否していることが分かった。検察側は「拒否を続けるのであれば、強制捜査に着手する」と発表した。

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兪会長は贈収賄、脱税、背任などの疑いが持たれている。検察によると、兪会長の息子は父親の指示を受け、「清海鎮海運」グループ企業のバッグメーカーを通じ、違法な資金集めを行っていたとみられている。

検察は4月末、大邱市にある兪会長所有の住宅を家宅捜索。押収された資料などから、兪会長が違法な外為取引を通じ、資金集めを続けていた疑いが出ている。

これまでに「清海鎮海運」幹部4人が逮捕されており、うち1人はバッグメーカーの幹部だった。捜査本部は違法な過積載が事故原因とみて調べている。(翻訳・編集/AA)

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