ベトナムの台湾系工場で1人感染判明、数百人の従業員が門を力ずくで開けて次々逃走―中国メディア

Record China    2021年7月13日(火) 12時20分

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ベトナムにある台湾系工場でこのほど、従業員1人の新型コロナ感染が判明した後、従業員の間でパニックが起き、数百人の従業員が工場の門を力ずくでこじ開けて次々に逃走するということがあった。

ベトナムのビンズオン省にある台湾のイヤホン・​ヘッドホンメーカー、安普新(Ampacs)の工場でこのほど、従業員1人の新型コロナ感染が判明した後、従業員の間でパニックが起き、数百人の従業員が工場の門を力ずくでこじ開けて次々に逃走するということがあった。

中国のニュースサイトの環球網が12日、台湾のニュースサイト、CTWANTの報道として伝えた。

それによると、従業員1人の感染判明を受け、地元当局は工場の即時閉鎖と全従業員に対しスクリーニング検査を行うため工場内にとどまるよう求めた。

防犯カメラの映像には、大勢の従業員が門の前に集まり、隙間から外へ通り抜けられるようになるまで門を力ずくで動かす様子が映っていた。

工場の従業員数は5900人で、当局は、逃走した従業員に対しスクリーニング検査のために工場に戻るよう求めたことを明らかにしたが、逃走した人数や、工場にまだ戻っていない人数については明らかにしていないという。(翻訳・編集/柳川)

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