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12日、観察者網は、サッカー欧州選手権決勝でイタリアに敗れたイングランドのサポーターの悪質なマナーに対し、地元英国メディアが「恥さらし」と憤慨していると報じた。
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2021年7月12日、中国メディアの観察者網は、サッカー欧州選手権決勝でイタリアに敗れたイングランドのサポーターの悪質なマナーに対し、地元英国メディアが「恥さらし」と憤慨していると報じた。
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記事は、複数の英メディアが11日、欧州選手権決勝前後に試合会場外で暴力行為が相次いだと報じたことを紹介。試合開始前夜より多くのサポーターがレスター広場やキングス・クロス駅といったロンドンのランドマークに大量に押しかけて花火を打ち上げ、空き瓶で店舗のガラスを割ったり、殴り合ったりしたほか、警察官との衝突も引き起こしたと伝えた。
また、現地の映像では地面に大量のごみが散乱しているほか、対戦相手のイタリアの国旗を踏みつけたり、燃やしたりするサポーターもいたとした。決勝が行われたウェンブリー・スタジアムでは入場券を持たないサポーターが強行進入する事態が発生、数百人がチケットを持つ客の後に密着し、検査用の電子ドアを突破したとも紹介している。
さらに、決勝のPK戦でPKを外した3人の黒人選手に対し、SNS上で人種差別的な誹謗中傷が次々と書き込まれ、イングランドのサッカー競技連盟フットボール・アソシエーションが「われわれは一切の差別を強く非難する。関係各方面に対し、最も厳しい処罰を責任者に下すよう求める」との声明を出したほか、ロンドン市長やジョンソン首相も「恥を知るべきだ」などヘイトスピーチに対する非難コメントを発表したと伝えた。
記事はこのほか、サッカー・イングランド代表の試合が家庭内暴力増加の要因になっているとする統計結果についても言及。英国の全国家庭内暴力センターが以前実施した調査では、イングランド代表の試合が行われるとその都度女性の家庭内暴力被害の可能性が26%上昇し、イングランドが敗れれば38%にまで高まるとの結果が示されたとしている。(翻訳・編集/川尻)
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