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5日、英華字メディア・華聞週刊は、テニス・ウインブルドン大会の女子シングルスで中国人の母親を持つ英国選手がベスト16に入ったことを報じた。
2021年7月5日、英華字メディア・華聞週刊は、テニス・ウインブルドン大会の女子シングルスで中国人の母親を持つ英国選手がベスト16に入ったことを報じた。
記事は、4日午後に行われたウインブルドン大会女子シングルス3回戦で、4大大会初出場となった英国の18歳エマ・ラデュカヌが2−0でストレート勝ちしてベスト16進出を果たしたと紹介。ノーシードの無名選手・ラデュカヌの勝ち上がりに英国メディアは2回戦での勝利から注目するようになったとしている。
その上で、ラデュカヌについてルーマニア人の父親、中国人の母親の元に、2002年11月にカナダ・トロントで生まれ、2歳の時に両親とともに英ロンドン南東部のブロムリーに移住したと説明。教育熱心な両親によってさまざまなスポーツに触れ、10歳で専門的なテニスのトレーニングを開始したと伝えた。
そして、ラデュカヌが「両親は私に対してとても厳しく、テニスだけではなくてどんな分野でも最後までしっかりやらなければいけないと教えられてきた」と語り、ハードなトレーニングと勉学の両立を実現、通っている学校の中でトップクラスの成績というまさに「文武両道」であることを紹介している。
記事は、3回戦勝利後のインタビューで「まさか4回戦に進めるとは思っていなかった。大会に向けて準備していた時に両親から、荷物が多くないかと聞かれたけれど、もう着ていないウェアがなくなってしまった。ホテルにランドリーサービスがあってよかったわ」と語り、ギャラリーを爆笑の渦に包んだことを伝えた。
また、中国の元テニス選手・李娜(リー・ナ)を目標の1人に挙げ「ネット上で彼女の試合をたくさん見た。とても攻撃性のあるプレーで、動きに敏しょう性とパワーがあって深い印象を覚えた。そして彼女は相手を仕留めるチャンスを絶対に逃さない」と語ったことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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