米アップルCEOが絶賛した韓国人少年とは?=韓国ネット「素晴らしい」「韓国の未来を担う子」

Record China    2021年6月28日(月) 14時20分

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24日、韓国・東亜日報は、米アップルCEOが絶賛した13歳の韓国人少年について伝えた。写真はアップルストア。

2021年6月24日、韓国・東亜日報は、米アップルCEOが絶賛した13歳の韓国人少年について伝えた。

記事によると、アップルのティム・クックCEOは2週間ほど前、自身のツイッターに世界12人の若い開発者と一緒に撮った写真と共に、「毎年アップルの世界開発者会議(Worldwide Developers Conference、WWDC)で一番好きな順番」とするツイートを掲載した。これは「Swift Student Challenge」の受賞者らが一堂に会した席でのこと。Swiftはアップルが開発したプログラミング言語で、若い開発者がSwift Playground作品を通じてコーディングスキルを披露できる機会。今年は35カ国から350人の受賞者が排出されたという。

韓国からは6人が選ばれており、最年少は済州の中学1年生のヤン・ソンジン君(13)だった。昨年に続き、2年連続の受賞となった。ヤン君は、今月初めに米アップルパークで生中継されたWWDCにオンライン出演し、クックCEOに自ら開発したコーディング教育プログラム「Swift For Everyone」を説明した。「コーディングを学びたいが、苦手な友人のために開発した」と紹介すると、クックCEOは「われわれ(アップル)はみんながコーディングを学ばなければならないと思う。コーディング教育を簡単にするという重要な仕事をしてくれたことに、感謝の言葉を伝えたい」と称賛を惜しまなかったという。

これに対し、ヤン君は「インターネットでしか見たことのなかったティム・クックと直接話ができて、これまでの数千件ものエラーがすべて忘れられるほどうれしかった」と話したという。現在は新しい目標も立てており、全国で意気投合した小6~中2の開発者7人とコーディングを簡単に読み解く「DataOps」言語を開発し、来月発表する計画だという。

これを見た韓国のネット上では「韓国のスティーブ・ジョブズ」「開発の動機が素晴らしい。ご両親も誇らしいことだろう。これからも目標に向かって頑張ってね」「わぁ、すごい。韓国の未来を担う子だね」などこちらも歓喜に沸いており、「自分は13歳の時に何してたんだろう…」とかつての自分と比べるコメントも。

一方で「中学に進学して入試で平凡な子になってしまう前に、早く米国に行くべき」「一日も早く留学させて。このまま韓国にいてもネットカフェの経営者がいいとこ」「最終的に第4次産業の労働者になるだけ」「韓国にいたら将来的に裁判官、医師、公務員のどれかになるのだろう」など将来を案ずる声や、「韓国の教育は変わるべき。ソウル江南で英語教育に力を入れるのではなく、こういう子のような人材を育成して」「こういう上位1%の天才をしっかり支援したらいい」などと主張する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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