日本による対中軍事行動に警戒せよ、かつての大日本帝国の捲土重来を狙う動きがある―中国評論家

Record China    2021年6月25日(金) 7時20分

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23日、鳳凰網は「日本が極端な方向に走ることに警戒し、軍事的な準備をせよ」とする軍事評論家・楊承軍氏の評論記事を掲載した。

2021年6月23日、鳳凰網は「日本が極端な方向に走ることに警戒し、軍事的な準備をせよ」とする軍事評論家・楊承軍(ヤン・チョンジュン)氏の評論記事を掲載した。

楊氏は「近頃、日本が頻繁に台湾問題で中国を挑発している」とし、菅義偉首相が今月初めに台湾を「国」扱いする発言をしたと紹介。その際は加藤勝信官房長官が謝罪したものの、その十数日後に再び菅首相が台湾を「国」扱いしたほか、参議院で世界保健機関(WHO)総会への台湾参加を求める決議が可決されたと説明した。

そして、これまで対中関係で慎重な立場を取り続けてきた日本政府が強硬化した理由について、「中国に圧力をかける米国への同調」、「新型コロナ対策が不十分であること」、「五輪・パラリンピック開催に対する国民の不満のはけ口」、「中国の『堪忍袋』に対する探り」を挙げている。

また、「特に、日本による対中軍事行動に警戒せよ」として、「日本の防衛関係者が近ごろ日中関係の現状を日清戦争前夜に置き換える言論を相次いで行っている」と主張。「台湾問題をあおり立て、対中戦争を仕掛け、かつての大日本帝国の捲土重来を狙う動きがある」との見方を示した。

その上で、中国がやるべき軍事的な対策として、日本との戦闘の準備、軍事的な威嚇力の強化、遠距離攻撃の強化、突発的な事変に対処する能力の強化、電磁パルス弾、マイクロ波、粒子ビームなどの武器開発を含めた、上空や宇宙空間の飛行体に対する偵察、攻撃能力強化などを挙げた。(翻訳・編集/川尻

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