人民網日本語版 2021年6月7日(月) 10時50分
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大手旅行会社からの情報によると、端午節連休期間の中国国内旅行市場は引き続き好調で、人々の旅行への意欲は引き続き高いという。写真は北京の天壇。
端午節(端午の節句、今年は6月14日)まであと10日を切った。大手旅行会社からの情報によると、端午節連休期間の中国国内旅行市場は引き続き好調で、人々の旅行への意欲は引き続き高いという。携程のデータからは、6月2日現在、携程を通じた旅行予約件数は前年同期比135%増加し、端午節が近づくにつれて、旅行市場が徐々に予約申し込みのピークに近づいていることがわかる。中新経緯が伝えた。
人気の旅行目的地は、北京、上海、杭州、成都、南京、重慶、長沙、深セン、青島、西安だ。
携程が2日に発表した報告書「2021年端午節予測ビッグデータ」によると、2019年の端午節の旅行予約状況を21年と比較すると、増加幅が大きいダークホース的な5大目的地は、青海省茫崖、四川省阿●(土へんに貝)県、新疆ウイグル自治区昭蘇、四川省九寨溝、チベット自治区波密だ。今年はこうした新顔ダークホースの予約件数が19年に比べていずれも数十倍増加している。茫崖を例にすると、有名観光地の魔鬼谷や翡翠湖の人気により、予約件数は64倍も増加した。
携程研究院の業界アナリストの方沢茜(ファン・ザーチエン)氏は、「最近は全国の多くのエリアで新型コロナウイルス感染症が散発的に発生しているが、中国国内の感染症対策が順調に進み、消費者の旅行意欲は減退することなく、端午節の国内旅行市場は好調さを維持している。現在の予約状況を見ると、今年の端午節の観光客数は19年同期の水準を回復する見込みで、延べ1億人に達するだろう」と述べた。
2日の時点で、携程で端午節連休期間の航空券の予約件数は19年同期の水準に達し、長距離路線の利用者が安定的に増加している。現在、航空券の片道平均価格は732元(約1万2600円)で、19年同期よりやや低下した。
今年の端午節連休は3日間で、7日間と長かったメーデー連休より勢いが弱まり、中距離と短距離の旅行が中心だ。携程のデータによると、現在、移動距離300キロメートル以内の周辺旅行を申し込んだ人は50%に迫り、居住する省内の旅行を申し込んだ人は60%を超える。感染症は人々の旅行スタイルも変化させ、周辺旅行がこの1年間で最も人気を集めている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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