台湾航空会社でコロナ陽性の乗客が搭乗、「地上スタッフのミス」―独メディア

Record China    2021年6月4日(金) 12時40分

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3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレは、台湾から中国本土に向かう台湾・ユニー航空の旅客機に、新型コロナウイルス検査で陽性反応がでた乗客が搭乗するトラブルがあったと報じた。写真はアモイ空港。

2021年6月3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレは、台湾から中国本土に向かう台湾・ユニー航空の旅客機に、新型コロナウイルス検査で陽性反応がでた乗客が搭乗するトラブルがあったと報じた。

記事は、台湾・聯合報による報道として、5月31日に台湾の松山空港からアモイ空港に向かう同航空旅客機内に、PCR検査の陽性証明を持っていた乗客が搭乗していたことが判明し、アモイ空港到着後に機内からこの乗客を含む2人の感染者が見つかったと紹介。感染が確認されたもう1人については、PCR検査の陰性証明を持っていたという。

同航空は3日に事実であることを認め、「この乗客は3日以内のPCR検査報告が陽性だったにもかかわらず、何らかの理由でルールを破って隔離場所から離れた上、空港でも健康声明書に虚偽の記載をした。乗客の搭乗資料がコロナの影響で多くなっており、地上スタッフが搭乗資料を細かくチェックできていなかった」と説明。再発防止に向けてスタッフへの指導、教育を強化する姿勢を示した。

記事は、この件について中国本土のネットユーザーから「直ちにサーキットブレーカーを発動させて、同航空の中国本土路線を運行停止にせよ」との要求が出されたと伝える一方で、台湾のネットユーザーからは「ウイルスの里帰りだ」「台湾がウイルスを派遣して大陸への反攻に出た」など、コロナウイルスの中国起源説や台湾での感染拡大に絡めてやゆするコメントも見られたと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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