Record China 2014年5月7日(水) 23時30分
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7日、中国人女性観光客がフィリピンの空港職員から暴力を受ける動画がネットに掲載され、華人の怒りが噴出している。
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2014年5月7日、中国人女性観光客がフィリピンの空港職員から暴力を受ける動画がネットに掲載され、華人の怒りが噴出している。
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環球時報の取材によると、当事者の中国人女性は今月4日午前にマニラに降り立った。彼女は観光ビザを所得していたが、パスポートでは過去に複数回フィリピンに滞在した経歴が記載されていた。このため、移民局職員は不法就労を疑い、中国への強制送還を言い渡した。ところが中国人女性は、「フィリピンで仕事したことはあるが、今回は観光」と訴え、移民局の決定に不服を唱えた。
その後彼女は空港内にある送還待合室に連行され、5日未明まで眠ることができず、心身ともに疲れ切ったと話している。待合室に閉じ込められ、まるで侮辱されていると感じた中国人女性は荷物を持ち部屋を出ようとしたが、男性職員2人と女性職員1人に抑え込まれ、蹴るなどの暴行を受けた。さらに、中国人女性が男性職員に向かっていくと職員は女性に平手打ちを4発くらわし、待合室に押し込んだ。映像では、女性職員が暴行の一部始終を目撃しながら制止するそぶりを見せない様子が映し出されている。
映像がネットに掲載されると、現地華人から怒りが噴出し、フィリピンの中国大使館にフィリピン政府との交渉を求めた。これに対し同大使館は、「フィリピン移民局の決定は尊重するが、粗暴な行為には反対する」と述べ、フィリピン移民局に対応を求めた。一方、フィリピン移民局は「公平で公正に対応するよう指示している。同局はいかなる者の権益を損なう行為も許さない。これらの行為を発見次第厳正に対処する」とした。環球時報の報道によれば、中国人女性はすでに中国へ送還されている。(翻訳・編集/内山)
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