Record China 2021年5月25日(火) 17時20分
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劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」の日本国内の興行収入が400億円を突破したことが、中国でも注目を集めている。写真は劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」の入場特典と漫画本。
劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」の快進撃が中国でも注目を集めている。
中国のエンタメ系メディア・新浪娯楽は24日、日本の報道を引用する形で、同作の興行収入が400億円を突破し、観客動員数が2896万6806人を記録したことを伝えた。
また、同作について「昨年10月に日本で公開され、同年には興行収入325億円を記録。『千と千尋の神隠し』を抜き、日本映画史上の最高記録を更新した」と紹介したほか、「北米でも4月23日から公開され、興行収入は4395万6500ドルを記録。日本映画では『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(8574万ドル)に次ぐ2位になっている」とその人気ぶりを伝えた。
同作はこれまで台湾や香港、韓国、オーストラリアなどで上映され、各地で記録的なヒットを飛ばしている。中国でも上映への期待が高まっており、「中国ではいつ上映するの?」「早く上映して」「国内では(上映の)希望はあるかなあ」といった声が上がる一方、「作品は本当に申し分ない。あとは広電(中国広播電影電視総局。中国のテレビやラジオ、出版などを管轄する機関)次第」「鬼滅の刃は本当におもしろいよ。でも残念ながら広電は中国上映を認めないだろうな」との見方も出ている。
このほか、「これは本当に名作」「鬼滅大好き。鬼の話のようでいて実は人間の話。鬼にはそれぞれの背景があって切なくなるんだ」「鬼滅はおもしろい。本当におもしろい、本当におもしろいんだ!」と作品の魅力を熱く語る声が上がっている。
鬼滅の刃は中国でも一定の人気を獲得しており、アニメシリーズは中国の映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(Douban)のレビューで10点満点中9.1点という高い評価を獲得している。巨大な市場を抱える中国で上映されれば、興行収入はさらに大きく伸びることが予想される。(翻訳・編集/北田)
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