人民網日本語版 2021年5月19日(水) 12時50分
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中国の今後の新型コロナウイルス対策の重点ポイントについて、鍾院士は「ウイルスの変異に注目するほか、ワクチン接種を加速させて、できるだけ早く集団免疫を獲得すること」と指摘した。
世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染拡大への対応を検証する独立パネルがこのほど発表した報告は、国際社会の新型コロナウイルス対応を検証している。独立パネルのメンバーの一人である中国工程院の鍾南山院士は、「この報告は全体的に客観的、公正で、類似の疫病のパンデミック予防を推進する上で重要な役割を担う」との見方を示した。中央テレビニュースが伝えた。
2020年7月、WHOは、国際社会の新型コロナウイルス感染拡大の対応を検証する独立パネルの設立を発表した。専門家グループは今月12日に、82ページからなる報告書を発表した。報告書は、新型コロナウイルスの局部的な感染拡大がパンデミックへと発展するのを予防するほか、パンデミックが世界の健康、社会経済の危機に発展することを防ぐことに重点を置いている。
中国の今後の新型コロナウイルス対策の重点ポイントについて、鍾院士は、「パンデミックはリバウンドを繰り返しており、収束にはほど遠い。今後の対策のカギは、ウイルスの変異に注目するほか、ワクチン接種を加速させて、できるだけ早く集団免疫を獲得すること」としたほか、今後の大流行への対応について、「ウイルスは人類の敵。各国の間で、さらにハイレベルな協力機関を立ち上げ、共に対応に取り組むべきだ」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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