北京大学、16億円拠出し日本から漢籍2万余点を買い戻し=最大の叢書も―中国メディア

Record China    2014年5月5日(月) 8時8分

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4日、新京報によると、中国の北京大学図書館で3日、「大倉文庫」善本展が行われ、日本から買い戻した漢籍2万点余りが一般公開された。写真は北京大学内の未名湖。

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2014年5月4日、新京報によると、中国の北京大学図書館で3日、「大倉文庫」善本展が行われ、日本から買い戻した漢籍2万点余りが一般公開された。展示は4日午後4時までで、閲覧希望者は以後、事前予約が必要になる。

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北京大学は1億元(約16億3000万円)以上を拠出し、日本から「大倉蔵書」931種、2万8143冊を買い戻した。内訳は、中国の古書716部、2万6260冊、日本の古書187部、2546冊、朝鮮の古書1部、2冊。

蔵書には、清朝の乾隆帝の勅命により編纂された中国最大の漢籍叢書『四庫全書』の「進呈本」も含まれている。全国から集められた「進呈本」や「採進本」は翰林院に所蔵されていたが、その後の戦乱で紛失するなどしたため、現存するのは世界中に300種余り。大倉文庫には、「翰林院印」の古書25種が含まれ、その一部は失われた後に再現された孤本だという。(翻訳・編集/NY)

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