2014年4月27日、韓国・聨合ニュースによると、韓国の鄭[火共]原（チョン・ホンウォン）首相が多数の死者・行方不明者を出した旅客船沈没事故の責任を取る形で辞意を表明したことを受け、関連当局の責任者が更迭される可能性がある。28日付で環球時報が伝えた。

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鄭首相は27日の記者会見で、「行方不明者家族の深い悲しみや国民の非難を受け、夜も眠れない」とした上で、事故の救援における政府の対応不足を謝罪し、辞任の意向を明らかにした。

韓国大統領府は、朴槿恵（パク・クネ）大統領が鄭首相の辞意を受け入れたことを明らかにした上で、喫緊の課題である事故収拾後に辞表を受理する予定だと述べた。

韓国・聨合ニュースは、首相の辞意表明を受け、「内閣改造は避けられない」と指摘。総辞職とはいかないまでも、事故の直接的な責任がある安全行政部や海洋水産部、教育部などの部長が更迭される可能性があると伝えた。

韓国では6月4日に統一地方選挙を控えており、朴政権へのマイナスの影響は小さくないとみられている。（翻訳・編集/NY）