中国語情報サイトの留園網は5日、とんでもない異物を麺と共に「つるり」と飲み込んでしまった女性の話題を紹介した。

女性は広東省恵陽市に住んでいる。夕食時、のどに違和感を覚えた。食べ物を嚥下しにくくなったという。食事を終えると違和感はさらに強くなり、痛みも出た。痛みは翌日も収まらず、市内の三和医院（病院）へ。

医師が内視鏡を用いて診察したところ、完全な姿のカニが食道に引っかかっていた。カニの大きさは2センチ程度で、とげ状の部分が粘膜に突き刺さっていた。

女性によると、魚を買って麺料理を作った。魚に小さなカニが混じっていたことには気づいたが、意に介せずに料理した。麺を食べているときにカニも一緒につるりと丸飲みにしてしまったようだ。

三和医院によると、2020年には、異物を飲み込んだことで診察を受け、内視鏡手術で除去した事例は100件以上あった。多くは食事をしながら笑ったり騒いだり泣いたりした際に異物を飲み込んでしまった事例で、特に子供に多かったという。（翻訳・編集/如月隼人）