韓国、歴代首相の平均在任期間は2年未満=「儀礼的首相」とも呼ばれる―中国メディア

Record China    2014年4月29日(火) 1時18分

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27日、多数の死者・行方不明者を出した旅客船沈没事故に関し、韓国の鄭[火共]原首相は、政府の対応不足の責任を取り辞意を表明した。これを受け、新華社は28日、「韓国では首相交代が頻繁に行われ、在任期間は平均2年に満たない」と伝えた。資料写真。

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2014年4月27日、多数の死者・行方不明者を出した旅客船沈没事故に関し、韓国の鄭[火共]原(チョン・ホンウォン)首相は、政府の対応不足の責任を取り辞意を表明した。これを受け、新華社は28日、「韓国では首相交代が頻繁に行われ、在任期間は平均2年に満たない」と伝えた。

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韓国の首相は「国務総理」とも呼ばれ、国会の同意を得て大統領が任命する。大統領を補佐し、各行政機関を統括するほか、大統領が弾劾などで職務遂行不能状態に陥ったときは、首相が大統領の任務を代行する。ただ、人事や予算など実質的な権限を持たないことから「儀礼的首相」とも呼ばれる。AP通信は「韓国で首相の職は形式的なもの」と評した。

歴代首相で在任期間が最長だったのは丁一権(チョン・イルグォン)氏の6年7カ月(1964年5月から70年12月)。80年代以降は、首相交代が相次ぎ、平均在任期間は2年に満たない。

検事や中央選挙管理委員会、大韓法律救助公団などで活動した経歴を持つ鄭氏は2013年2月26日、朴槿恵(パク・クネ)大統領就任に伴い、首相に就任した。(翻訳・編集/NY)

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