人民網日本語版 2021年3月4日(木) 18時50分
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中国は野生生物保護の強化を続けており、現在まで野生のジャイアントパンダ個体群が1864頭に増えている。
中国国家林業・草原局が明らかにしたところによると、中国は野生生物保護の強化を続けており、現時点で野生のジャイアントパンダ個体群が1864頭に増えている。中国新聞網が伝えた。
中国は世界で生物多様性が最も豊富な国の一つで、野生動物の種類が非常に豊富だ。脊椎動物だけでも7300種に上り、うちジャイアントパンダ、アモイトラ、キンシコウ、トキなど多くの貴重な絶滅危惧野生動物は中国の固有種となっている。
同局によると、中国は近年、野生生物保護法律体系と管理制度の改善を続け、野生生物保護の国際協力を強化している。野生動物生息地保護と繁殖支援、及び野生植物の現地での保護と自然への回帰などに力を入れている。90%の植生タイプと陸上生態系、65%の高等植物群、85%の重点保護野生動物群を効果的に保護している。ジャイアントパンダ、トキ、チルー、ソテツ、ハンカチノキなどの絶滅危惧種の野生生物個体群の回復を実現している。
中国は現在まで100種ほどの絶滅危惧野生動物の安定的な人工繁殖個体群を構築している。特に野生のジャイアントパンダの個体群は1864頭に増えており、野外と人工繁殖のトキの個体群は5000羽以上に上る。野外のアジアゾウの個体群は300頭以上に増え、野外のチルーの個体群は30万頭以上に回復している。中国が最近改定した「国家重点保護野生動物リスト」は517種(類)の野生動物を追加し、計980種・8類の野生動物を収めた。同時に中国は200近くの各級・各種植物園を建設し、植物区系の3分の2を占める2万種以上を収集・保存している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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