2014年4月28日、今年11月に第1回「中国オーストラリア映画祭」（中澳電影節）が開催されることが明らかに。ジャッキー・チェンが映画大使を務めることになった。北京青年報が伝えた。

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ここ数年、特に顕著になっている中国映画の「走出去」（海外進出）を加速化させるため、第1回「中国オーストラリア映画祭」が開催されることが明らかに。今年11月14日〜21日の日程で、オーストラリアのブリスベンで開催される。

海外で中国映画をPRする映画祭は、2010年にスタートした中国フランス映画祭、昨年ロシアで開催された中国映画フェスティバルに続いて3つめの催しとなる。これまでは中国映画にとって“空白”部分だったオーストラリアに目を付け、開催に漕ぎ着けたものだ。

映画祭の親善大使には、中華圏スターとして海外で最も知名度の高いジャッキー・チェンを起用。中国最大規模の国営映画会社・中国電影集団公司（チャイナ・ フィルム・グループ）のハン・サンピン（韓三平）理事長が、組織委員会主席を務める。

対象作品となるのは、2013年1月1日〜2014年10月31日までの間に、中国およびオーストラリアで撮影されたそれぞれの映画、または合作映画となる。映画祭では作品賞や男優賞、女優賞など計15部門が設けられる予定。中国映画からは、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の最新作「帰来」や、今年のベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得した「Black Coal、Thin Ice」（中国語タイトル：白日烟火）などの出品が濃厚とされている。（翻訳・編集/Mathilda）