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天津市内の中学教師が生徒に対して「あんたの両親はどれだけ稼いでいるんだ」などと発言したことで、停職処分になった。優秀な教師として表彰されたことが何度もある教師だったという。写真は天津市内の学校。
中国メディアの新聞晨報は27日、天津市内の中学教師が生徒に対して「あんたの両親はどれだけ稼いでいるんだ」などと発言したことで、停職処分になったと報じた。優秀な教師として表彰されたことが何度もある教師だったという。
天津市津南区にある鹹水沽第二中学で発生した事態についての、音声だけの動画投稿があったという。投稿には、女性による「あんたの両親は1カ月にどれだけ稼ぐんだ?」などと言い、さらに別の生徒の名を挙げて「私があんたを見下していても、私が悪いんじゃない。××の母親が稼ぐ金は、あんたの母親が50年かけて稼ぐ金より多いんだ。あんたらの資質は同じなのかい?」などの発言が記録されている。
女性はさらに「私が以前に担任したクラスの生徒は皆、官僚の家で、そうでなくても条件が特別によかった」などとも言った。
中国の「中学」は日本の中学校と高等学校の両方を指し、6年生制の学校も珍しくない。鹹水沽第二中学にも6学年がある。問題を起こした教師は中学の数学を担当しており、学校所在地の津南区の「数学科優秀教師」「広範囲に渡り教育の質を向上させた優秀クラス担任」などとして表彰されたことが何度もあり、担任したクラスが区内の模範として表彰されたことも多いという。
津南区教育局は、同教師の発言についての通報を受け、「発言は不当」と判断。「同教師は停職にした。教育局は調査結果を根拠に法に基づき厳正に処理し、社会に対して速やかに公表する」と発表した。
なお、新聞晨報によると、音声の投稿に対して、教師からと思われるコメントがあり「先生はあなたに謝ります」とした上で、問題が大きくなったことについては「あなたが心理的負担を感じる必要は、一切ありません。私があなたに面倒をかけることはありません。その点で、あなたは安心しなさい」などと書き込まれた。
問題とされた発言については、生徒に対して「あなた方は努力しなければ、あなたの両親にも劣ることになり、下の階層に陥ってしまうことになる」との考えを持っていると釈明した。(翻訳・編集/如月隼人)
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