Record China 2021年2月23日(火) 9時20分
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環球時報によると、オースティン米国防長官は19日、中国について「主要な競争相手だが、国際安全保障問題で協力する可能性もある」との認識を示した。資料写真。
中国紙・環球時報のニュースサイトによると、オースティン米国防長官は19日、就任後初のブリーフィングで、中国について「主要な競争相手だが、国際安全保障問題で協力する可能性もある」との認識を示した。
オースティン氏は、「米国は、中国が自らの利益のために一貫して弱体化させてきた国際的なルールに基づく秩序を擁護することに力を尽くす」とした上で、中国を国防総省の「主要なペーシング(pacing)な競争相手」と表現した。
そして「北大西洋条約機構(NATO)は、その課題への対応に関して、運用コンセプトと投資戦略をよりよく考えるのに役立つと信じている」と付け加えた。
オースティン氏はまた、米国と中国が国際安全保障問題で協力する可能性のある分野があるかどうかについて問われると、「われわれが共通の利益を見出し、関与する機会があるかもしれないいくつかの分野があることは間違いない」とした上で、「国防総省の観点からすると、私の最大の関心事であり、私の最大の仕事は、この国を守り、私たちの利益を守ることだ」とした。
NATOのストルテンベルグ事務総長は17日の記者会見で、中国とロシアを封じ込めることを目的としたNATOの新たな「戦略概念」は今年のNATO首脳会議で採択されることになるだろうとしている。(翻訳・編集/柳川)
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