オバマ大統領のアジア歴訪、立ちはだかる天災や人災で影響力低下は必至―米メディア

Record China    2014年4月26日(土) 18時48分

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24日、アジア4カ国歴訪中のオバマ米大統領を迎える各国は、それぞれ大規模災害や重大事故といった深刻な問題を抱えている。写真は韓国旅客船沈没事故。

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2014年4月24日、アジア4カ国歴訪中のオバマ米大統領を迎える各国は、それぞれ大規模災害や重大事故といった深刻な問題を抱えているため、米メディアは「オバマ大統領の訪問に何らかの影響が出る」と指摘している。25日付で中国新聞社が伝えた。

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米政府はオバマ大統領の訪韓が旅客船沈没事故の影響を受ける可能性が高いとみている。「韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は事故対応に追われており、オバマ大統領との会談に集中できない状況にある」とホワイトハウスも懸念している。

マレーシア政府は行方不明になっているマレーシア航空機の対応をめぐって、国民や中国から激しい非難を浴びている。フィリピン政府は昨年秋に発生した大型台風の救援作業が遅れ、国民の非難が集中したことから、現在は復興対策に躍起だ。

日本の安倍首相は4カ国の首脳のなかで最も悩み事の少ない指導者といえる。だが、政権争いに常に直面していることから、支持者の多い農民に牛肉や豚肉の市場開放を説得する必要がある。いずれの国でもオバマ大統領がその影響力を存分に発揮するのは困難な状況にあるといえよう。(翻訳・編集/本郷)

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