anomado 2021年2月18日(木) 17時20分
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中国の人気コメディアンのジア・リンの初監督映画「你好、李焕英」が16日、興行収入20億元(約330億円)を突破。女性監督の作品では中国映画市場における歴代トップの数字となった。
中国の人気コメディアンのジア・リン(賈玲)の初監督映画「你好、李焕英」が16日、興行収入20億元(約330億円)を突破。女性監督の作品では中国映画市場における歴代トップの数字となった。
映画「你好、李焕英」は、話題作の公開が集中する春節(旧正月)シーズンに投入された国産映画。同名コントを映画化したもので、人気コメディアンのジア・リンが初監督および出演。主人公は10代の頃に他界した自身の母親がモデルで、1980年代にタイムスリップして母親の恋を応援する娘の姿を、笑いと涙たっぷりに描いている。
今年の春節の映画市場では、妻夫木聡ら日本人キャストも多数出演する人気シリーズ第三弾「唐人街探案3」(僕はチャイナタウンの名探偵3)が興行収入ランキング1位を独走。16日には30億元(約490億円)を突破する大ヒットを記録しているが、「你好、李焕英」は公開後、評判がうなぎのぼりとなり、公開4日目の15日には1日当たりの興行収入が「唐人街探案3」を抜いてトップに。映画情報サイト・猫眼電影のユーザー評価では、満点に近い9.5点を獲得している。
16日、「你好、李焕英」の興行収入が20億元を突破。台湾の歌手で女優レネ・リウ(劉若英)が打ち立てた「僕らの先にある道」(後来的我們/2018年)の記録を破り、中国映画市場における女性監督作品の最高記録となっている。
なお、中国映画市場で公開された全作品を対象にした映画監督の興行収入ランキングでは、「唐人街探案3」のチェン・スーチョン(陳思誠)監督が11作品、107億元(約1760億円)で第1位に。ジア・リンはたった1作だけで現在55位につけている。(提供/華流・anomado)
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