2014年4月25日、韓国・聯合ニュースによると、韓国貿易委員会は、日本製のポリエチレンテレフタレート（PET）フィルムおよび、米国、マレーシア、タイ、日本製のエタノールアミンについてダンピングであるとの予備判定を下したと発表した。

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2013年9月、SKCなど韓国企業3社は、日本製のPETフィルムのダンピングによって被害を受けたとして、政府に対して調査を申し立てた。また、界面活性剤メーカーのKPX GREEN CHEMICALは2013年11月、一部の国の企業のエタノールアミンのダンピングについて調査を求めていた。貿易委員会は3カ月間の調査を行い、最終的な判定を下すという。

このほか、貿易委員会は韓国とチリの自由貿易協定が発効して以来、冷凍イカと松の木の輸入量が大幅に増加しており、韓国の関係企業に打撃となっていると指摘。被害を受けている企業は今後、政府の融資など資金面の援助を受けられるようになるという。（翻訳・編集/北田）