人民網日本語版 2021年2月10日(水) 16時40分
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まもなく訪れる今年の春節に、人々の行動半径は例年よりも縮小する見込みだが、年越しムードは少しも薄れていない。資料写真。
まもなく訪れる今年の春節(旧正月、2021は2月12日)に、人々の行動半径は例年よりも縮小する見込みだが、年越しムードは少しも薄れていない。スマート検索アプリの夸克がこのほど発表した「2021年春節の今いるところで年越しのアドバイス」によると、人気検索ワードの背後には、新年の特別感や年越しの新スタイルが満ち満ちている。中国新聞網が伝えた。
夸克のデータをみると、ますます多くの人が「身近な素晴らしさ」を再発見したいと心から願うようになった。今年の春節には、近場旅行とドライブ旅行の人気が上昇中で、重慶、広州、南京、西安、杭州などのエリアがネットユーザーの旅行先として最も人気があり、各地の人気観光地では入場者が増加しているという。
北京・什刹海公園、広州塔、上海城隍廟、済南・大明湖、成都・寛窄巷子など、各地の「訪れるべき」人気ランドマークには、新年の喜びと熱気があふれている。もう少し「気取った」場所に行きたければ、中国美術館、ショッピングモールの北京SKP、三源里食品市場などは、どこもネットユーザーの「行くべき」場所として真っ先に名前が挙がる。商業施設や公園から、ネットで人気の食品市場まで、人々は年越しムードを求めると同時に、「春節の過ごし方」を定義し直しているところだ。
春節がやって来て、家での年越し料理に何を食べるかが、夸克ユーザーにとって一番の関心事になっている。全国各地の「家庭のシェフ」がネットで次々に「営業」を開始し、夸克で春節の家庭でのごちそうメニューや春節にそろえたい12種類のメニュー、伝統的年越し料理などを熱心に検索している。
故郷の味が欠けた年越し料理は魂が抜けている。麻婆豆腐、仏跳牆、酸菜魚、羊肉湯、スズキの姿蒸し、水煮肉片、腸詰め、客家風ちまき、串料理・鉢鉢鶏、油潑麺など、遠く離れた故郷の味を求めてキッチンに向かう人を遮ることのできるものは何もない。
オフラインで集まれない連休には、インターネットが特別な新年の味わいや風習を形作ることになる。夸克の検索状況をみると、年越し料理の動画、絵文字での祝福メッセージ、「淘宝(タオバオ)式」新年のあいさつが新たなトレンドだ。この状況でも両親は同じように見合いを勧めるが、「クラウドお見合い」なら「正月に帰省するとお見合いをしろと言われるのがいや」な若者のプレッシャーは少し和らぐかもしれない。同時に、ますます頻繁にネットに触れるようになった年長者たちが、「xswl(とてもおかしい)」、「ssfd(ぶるぶる震える)」といった00後(2000年代生まれ)のネット流行語を検索して調べるようになり、春節連休は異なる世代間のコミュニケーションが最も頻繁に行われる時期にもなった。
愛と付き添いは永遠のテーマだ。故郷に帰れない一部のネットユーザーは、長い休暇をペットと過ごすことを選ぶ。データによると、今年1月には、夸克のペットに関する検索件数が前月比76%増加し、ペット用の年越し料理、ペットの防疫が注目を集めている。飼い主に代わってトイレの世話をするサービスが、夸克で盛んに検索されている。
子どもをもつ親にとっては、勉強の補習クラスも連休に避けて通ることのできないキーワードだ。写真で問題を撮影して解答、夸克の翻訳サービス、作文のお手本検索、間違いを記入するノートなど、親たちは子どもよりもよく知っている。数学に英語に手描き新聞まで、スマート補習ツールの登場により、親たちは次々に「中国の問題集」に変身した。
多くの人にとって、春節の休暇は目標を立てたり、自分を高めたりする絶好の機会だ。英語のカリキュラム、今年読もうと思っている本のリスト、ダイエットなどなど、夸克での春節の過ごし方の検索ワードから、理想の休日の過ごし方がみえてくる。チョン・ダヨンのモムチャンダイエットで物足りなければ、夸克で筋トレユーチューバー・パメラの動画を10回検索して一緒にやればいい。
もちろん、ごろごろして何もしないのも、休日の大切な過ごし方だ。夸克では、ミニゲーム「合成大西瓜」に夢中になる人もいれば、テレビドラマやバラエティーに楽しみを見いだす人もいる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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