廃棄マスクが新たな海洋ごみに、分解には400~500年必要―中国メディア

人民網日本語版    2021年2月5日(金) 23時40分

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ペンギンの死体の胃からマスクが見つかり、カモメの両足にマスクがからまった。海洋保護組織が発表した最新の報告書によると、2020年は少なくとも15億6000万枚の廃棄マスクが海に流れた。

ペンギンの死体の胃からマスクが見つかり、カモメの両足にマスクがからまった。海洋保護組織「OceansAsia」が発表した最新の報告書によると、2020年は少なくとも15億6000万枚の廃棄マスクが海に流れ込んだ。人民日報が伝えた。

これらのマスクによって、海のプラスチックごみは4680~6240トン増えた。使い捨てマスクの主な原材料はポリプロピレンなどの分解されないプラスチック。環境中の分解にかかる時間は400~500年で、ポイ捨てすれば環境に予想し難い危害をもたらす。人類共通の家のため、廃棄マスクのポイ捨てをやめよう。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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