Record China 2014年4月25日(金) 1時20分
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24日、中国経済網によると、韓国南西部で沈没した旅客船セウォル号に乗っていた中国人の李さんは、事故前日の15日夜、船の中から母親に電話しており、これが母親が聞いた李さんの最後の言葉となった。写真は中国の事故報道。
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2014年4月24日、中国経済網によると、韓国南西部で沈没した旅客船セウォル号に乗っていた中国人の李さん(39歳)は、事故前日の15日夜、船の中から母親に電話しており、これが母親が聞いた李さんの最後の言葉となった。
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セウォル号は15日午後6時30分に仁川港を出発する予定だったが、濃霧で出航が遅れた。李さんは船から降りて運賃を返金してもらおうとしたが、すでに自動車も運ぶ手配をしていて降ろすことができないと言われ、そのまま船に乗ることにした。
セウォル号は午後9時ごろに出航。李さんは母親に電話し「母さん、出発したよ。安心して!」と伝えたが、これが母親と李さんが交わした最後の言葉となった。母親は韓国の病院で担架に横たわる息子の遺体と対面。確認を求められた母親は、悲しみに声を詰まらせながら「はい、私の息子です」と絞り出した。
母親は、「私の息子。あんなに賢かった息子、どうしていなくなってしまったの?」と何度もつぶやいていたという。(翻訳・編集/北田)
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