Record China 2014年4月25日(金) 8時15分
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23日、「最近、日本の政治家や国民の一部の右傾化が顕著になり、華人に対する排斥や不理解が深刻化している」と在日華人は訴えている。写真は靖国神社。
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2014年4月23日、「最近、日本の政治家や国民の一部の右傾化が顕著になり、華人に対する排斥や不理解が深刻化している」と在日華人は訴えている。中国新聞社が伝えた。
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22日、新藤義孝総務相と超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の衆参両院議員約150人が、春の例大祭が行われている靖国神社に参拝した。その前日には、安倍晋三首相が「真榊」(まさかき)と呼ばれる鉢植えの供え物を靖国神社に奉納している。また20日には、極右団体「維新政党・新風」の元副代表・瀬戸弘幸氏が街頭で「南京大虐殺と従軍慰安婦はでっち上げだ」と主張した。
在日華人の王鵬(ワン・ポン)氏は「昔は日本人も中国人も平等につき合えた。だが、今の日本では中国人を下に見ているような気がする」と話す。ナチスを象徴するハーケンクロイツを掲げ、中国に遠慮している日本の「弱腰外交」を非難し、強い政治家を求める日本の若者たちの右傾化に、王氏は不安を感じるという。
同じく在日華人のシン・イー氏は、「日本の政界の右傾化は日中関係が影響している。失業率の高い日本で、多くの若者がネット上の右翼系掲示板に参加し、右翼行為に走っているのを見ると、悲哀さえ覚える」と話す。だが、ナチスを賛美することについては「彼らはおそらくナチスがどんなものだったかを全く知らないのではないだろうか」と疑念を示した。
「日本の政界が不穏な動きをしても、日中の民間交流には大きな影響は出ていない。自分の周りにいる日本人の友人の多くは、こうした動きに関心を示していない」とシン氏は語っている。(翻訳・編集/本郷)
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