<韓国船沈没>「船長に殺人罪適用可能」法曹関係者が指摘―韓国メディア

Record China    2014年4月23日(水) 13時58分

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22日、韓国・朝鮮日報(電子版)は、十分な救助活動を行わずに船から脱出したイ・ジュンソク船長について、法曹関係者の間で殺人罪を適用することは可能だとする見方もあると伝えた。写真は事故に関する中国の報道。

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2014年4月22日、韓国・朝鮮日報(電子版)は、十分な救助活動を行わずに船から脱出したイ・ジュンソク船長について、朴槿恵(パク・クネ)大統領が21日に「殺人行為に等しい」と非難したのに続き、法曹関係者の間で殺人罪を適用することは可能だとする見方もあると伝えた。23日付でチャイナネットが伝えた。

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検察・警察の合同捜査本部は21日、多数の乗客や船員から「沈没当時、救命胴衣の着用を指示する放送を聞いただけで、退船の指示は全く聞かなかった」という証言を得たとして、「乗客への退船指示はなかった」と暫定的に結論付けた。

また、船長や船員らがブリッジに集まり、乗客を放置したまま、船員だけが知っている通路を使って午前9時37分に脱出した可能性が高いことについても、確認を進めている。

多数の死者が出ることが予想される中、乗客を船室内に放置することを容認したイ船長に対しては、業務上過失致死罪ではなく、間接故意殺人罪を適用することも可能だいう見方がある。

また、乗客救助も可能な状況下で、救助活動を行わずに船から脱出した行為も殺人罪が成立し得るという。(翻訳・編集/NY)

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