<韓国船沈没>「殴られそう」「時とともにうやむやになればいい」、教師の家族の複雑な思い―韓国メディア

Record China    2014年4月22日(火) 7時10分

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21日、参考消息網によると、16日に発生した韓国船「セウォル号」沈没事故について、韓国メディアは「多くの教師が勇敢にも学生を救い、命を落とした」と伝えている。写真は中国の報道。

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2014年4月21日、参考消息網によると、16日に発生した韓国船「セウォル号」沈没事故について、韓国メディアは「多くの教師が勇敢にも学生を救い、命を落とした」と伝えている。

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韓国・中央日報によると、5組の担任だった李海峰さんは、船が沈没する際に、欄干につかまっていた十数人の学生を救助した。彼は再び船内に救助に戻ったときに命を落とした。李さんの家族は「中学生のころからの彼の夢は、歴史の先生になることだった。学生を救うために犠牲になった。天国に行けると信じている」と語った。

6組の担任の南允哲さんは、非常口付近で学生たちにライフジャケットを配り、命が尽きるまで学生の救助に当たった。大学の後輩は「後輩の面倒見が良く、いつも笑顔を絶やさなかった」と話す。

救助されたある女子学生は、「先生たちは私たちに先に行くように言って、背中を強く押した。人を助けるために自分が犠牲になるなんて心が痛い」と話している。しかし、教師の家族は悲しみを表現できずにいる。なぜなら、学生の被害状況があまりに深刻で、家族らから怒りが噴出しているからだ。

ある教師の姉は「自分の弟が教師だと言えば、殴られそうな感じがする」と語り、教師の家族らは「時とともにうやむやになってくれることを願っている。私たちはいま、最も悪いことを考えている」と話している。(翻訳・編集/北田

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