<韓国船沈没>韓国の「恥の文化」が生んだ教師の自殺=生存者もまだ“生死の境”彷徨う心理状態―中国紙

Record China    2014年4月22日(火) 3時30分

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21日、広州日報は「韓国旅客船の生存者は、まだ“生存”してはいない」と題する記事を掲載した。写真は中国の報道。

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2014年4月21日、広州日報は「韓国旅客船の生存者は、まだ“生存”してはいない」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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18日、学生の修学旅行を引率した高校教師が自殺した。遺書には「200人以上の生徒が行方不明で、私は1人で生きていく自信がない。すべての責任は、修学旅行を計画した私にある。私の遺灰を事故のあった海にまいてください。あの世でも彼らの教師になります」と書かれていた。

彼の自殺は、救援活動に問題があることだけでなく、生存者の心のケアが行き届いていないことを示している。冷たい水の中でもがいている不明者と同様に、負の感情のなかでもがいている生存者のケアもおろそかにしてはならない。救助された彼らも完全な“安心感”を得られておらず、事故の闇にしばらくの間さいなまれることになる。

気持ちの落ち込みや食欲不振、不眠症、ひいては人生の意義を失ったり「死んだ方がまし」と考えたりする生存者には、専門家などによるすみやかな心理面のケアが必要である。生存者の心理状態は極めてもろく、彼らはまだ「生死の境」にいるのだ。

韓国政府は17日には救助された乗客らに心理ケアを提供することを決めているが、行き届いているとは言えない。教師の自殺は、生存者の心理ケアをおろそかにすることは、ある意味では許されざる罪であることを示している。

「恥の文化」が色濃い韓国で、自殺した教師の気持ちは理解できなくはない。今回の韓国史上に前例のない海難事故において、どのように生存者を本当の意味で“生存”させるのか。どのように彼らの心を強くし、落ち着かせ、自分を責めないようにさせるか。韓国政府および関係機関は、この教師の死から学ばなければならない。(翻訳・編集/北田

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