Record China 2014年4月20日(日) 18時10分
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19日、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船の沈没事故について、韓国メディアは警察当局の調査や救助された船員の話などから、事故が起きるまでの状況を詳細に報じた。資料写真。
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2014年4月19日、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船の沈没事故について、韓国メディアは警察当局の調査や救助された船員の話などから、事故が起きるまでの状況を詳細に報じた。20日付で新京報が伝えた。
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16日未明、前日夜に仁川を出港したセウォル号は一晩の航海を経て、メンゴル水路に差し掛かった。同水路は長さ6キロ、幅4.5キロ。潮流の激しい場所として知られている。だが、この危険な海域の運航責任を持っていたのは、経験が浅い3等航海士(25)の女性だった。
同8時48分、セウォル号は方向転換すべき場所で、ほぼ全速力で進んで方向を変えた。航海士は、合同捜査本部の調べに対し、「操舵装置が回ってバランスを失い、統制不能になった」と説明した。
ほぼ同時刻、乗客が大きな衝突音を聞いた。コンテナが船体の壁にぶつかった音だとみられる。浸水が始まった。
船員室で休息していた操舵手のオ・ヨンソクさん(58)は事故に気づいて操舵室に駆けつけた。オさんによると、イ船長は船がすでに60度ほど傾いた後、操舵室に姿を現した。
イ船長は1等航海士に「乗客にライフジャケットを着用して待てと命令しろ」と指示した。この指示は案内室の乗務員を通じて乗客に伝えられた。
だが、一連の努力にもかかわらず、すでに傾いた船はどうにもならなかった。(翻訳・編集/NY)
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