2014年4月15日、ロシアの国営通信社・イタルタス通信によると、クリミア政府関係者は「クリミアの軍需関連企業は中国からの受注について生産完了しており、代金の支払いが正常に行われれば中国の武器・軍需設備を引き続き生産できる」と発言した。17日付で中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。

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中国側はクリミアの軍需企業との提携に依然として興味を示しており、すべての契約の履行を希望している。一部のクリミア企業は中国からの注文の生産を完了しているものの、中国側あるいはウクライナの軍需関連機構が中国から支払われた輸出代金をクリミア企業に支払わず圧力をかけているため、クリミア企業は継続して生産ができず、注文を完了できない状態にある。中国側は契約の履行を望み、クリミア企業は代金の受領を希望している。

クリミア政府関係者は「ウクライナ側が自身の義務を履行し、すべての輸出代金を軍需関連機構を通じてクリミア企業に支払いができるのならば、われわれは提携を発展させていきたい」と言明。クリミアの軍需関連企業が中国側と直接提携できるように望む内容の文書を、この問題を扱う軍事技術提携委員会に提出したことを明らかにした。（翻訳・編集/HA）