米飯はジャンクフードの王様!?専門家が「非科学的」と反論―中国

Record China    2014年4月20日(日) 1時20分

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17日、中国では「米飯1杯は砂糖1杯と同じ」「米飯こそジャンクフードの王様だ」といった書き込みが健康関連のサイトを中心に転載されているが、専門家は「非科学的だ」と反論した。

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2014年4月17日、中国では「米飯1杯は砂糖1杯と同じ」「米飯こそジャンクフードの王様だ」といった書き込みが健康関連のサイトを中心に繰り返し転載されているが、人民日報がその真偽のほどを専門家に聞いた。

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ネット上では「米飯にはタンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルはほとんど含まれず、澱粉と糖分しかない」とされているが、専門家は「実際には米飯は人間に必要な炭水化物を含むだけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラルも豊富な栄養価の高い食品だ」とし、問題の書き込みは「まったく非科学的で、大げさに書き立てることで注目を集めようとしているのだろう」と指摘した。

また、「米飯は糖尿病の原因になる」という見方についても専門家は否定的で、「糖尿病は遺伝と外的要因が作用して引き起こされる病気であり、外的要因としては食べ過ぎと運動不足といった生活習慣が挙げられる」と指摘。「中国人は米飯を食べ過ぎている」という書き込みもあるが、これについても「科学的根拠に欠ける」と反論した。

専門家は「精米した白米よりも雑穀米や玄米のほうが栄養価が高く、生活習慣病に効き、抗がん作用も高い」と話し、「そうした意味では白米は豊富な栄養価を捨てているとも言える」という。血糖値を下げたい場合には、カロリー値を適切にコントロールし、白米と雑穀を半々にしたり、小豆や緑豆などの豆類を混ぜたりすると良いと話している。(翻訳・編集/岡田)

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