Record China 2021年1月17日(日) 10時0分
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韓国のインターネット掲示板でこのほど、「最近、日本に奪われつつある韓国の伝統茶」と題する投稿が注目を集めている。資料写真。
韓国のインターネット掲示板でこのほど、「最近、日本に奪われつつある韓国の伝統茶」と題する投稿が注目を集めている。
投稿主は、「大の韓国好き」として知られる米国人ユーチューバー・オリバーセムさんのある発見を紹介している。
オリバーセムさんによると、米国では現在、韓国の伝統茶である柚子茶の人気が高まっており、オンラインやスーパーなどでも販売されている。また西洋では「スーパーフード」として有名だという。ところが英米圏では、表記に韓国語の「Yuja」ではなく日本語の「Yuzu」が使われている。インターネットで「Yuja」と検索すると果物はヒットしないが、「Yuzu」と検索すると一番最初に果物がヒットし、説明文には「日本の果物」「日本の植物」と出てくるという。
オリバーセムさんは「その『Yuzu』という単語のために多くの人が柚子茶を日本茶だと勘違いしている」とし、「柚子茶を海外に販売する韓国人の多くは『Yuja Tea』ではなく『Yuzu Tea』あるいは『Citron Tea』とする」と指摘した。その上で、解決策として「柚子茶を飲む様子の写真に『Yuja Tea』というハッシュタグをつけて投稿する運動を行うのはどうだろうか」と提案したという。
投稿主は「柚子の原産地は中国で、現在は日中韓で食べられているが、お茶やシロップ状にした料理があるのは韓国だけだ」と説明している。
これを見た韓国のネットユーザーからは「お茶まで日本に奪われるのか…」「また日本?もういい加減にしてくれ」「韓国茶が日本茶だと思われているなんて。こんなに悔しいことはない」「初めて柚子茶を見た日本人の多くはジャムだと勘違いしてパンに塗るらしい。それなのに日本のものとして知られたら悲し過ぎる」などと嘆く声が上がっている。
また「韓国は外国に輸出するときに韓国の固有名詞を使わず現地化させるケースが多い。本当にもったいないことだ」「なぜ韓国企業はそんなことをするのか」「韓国企業は反省するべきだ」と韓国企業の責任を指摘する声も。
その他「中国の友人がキムチを韓国語の『Kimchi』ではなく日本語の『Kimuchi』と言うんだけど、本当に腹立たしい」「韓国ののりも海外輸出用は『Nori』と表記されている」との声や、「柚子をお茶で飲む国は韓国だけというのは初耳だ」と驚く声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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