主演映画2作目も10億元の大台突破! 中国新世代の俳優がいま絶好調

anomado    2021年1月14日(木) 20時40分

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イー・ヤンチェンシー主演映画の興行収入が、2作連続で10億元の大台を突破した。新人俳優としてかなり珍しいことで、主演3作目となる映画「長津湖」にも期待が集まっている。

2020年の大晦日から上映されているイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)の主演映画「送你一朵小紅花」(原題)の興行収入が、公開10日目にして10億元(約160億円)を突破したことが明らかになった。前作「少年の君」の15億5800万元(約250億円)に引き続き、主演2作目の今作は、中国映画における「10億元を突破した映画」の79作目となった。

イー・ヤンチェンシーは「少年の君」で、いじめに遭った優等生のヒロインを守る不良少年を好演。「送你一朵小紅花」ではがんと闘う少年役に挑戦した。社会や家庭の問題という重いテーマを扱う作品で、シリアスな演技と圧倒的な存在感を見せつけたイー・ヤンチェンシーは、観客だけでなく先輩俳優や映画監督からも高い評価を得ている。「少年の君」が香港電影金像奨を受賞したとき、香港の監督イー・トンシン(爾冬陞)は取材に対し、「イー・ヤンチェンシーが受賞できたのは、香港の映画関係者が彼の演技を認めたから」と賛辞を贈った。

興行収入としては「戦狼(せんろう) ウルフ・オブ・ウォー」の56億8100万元(約914億円)、「愛しの故郷(ふるさと)」の28億2500万元(約454億円)には及ばないものの、主演映画が2作連続して10億元の大台に乗ることは新人俳優としてかなり珍しく、実力の証でもある。

着実に演技を磨きながら俳優の道を進むイー・ヤンチェンシーは、いま3作目の主演映画「長津湖」(原題)の撮影に臨んでいる。朝鮮戦争を描いた本作の共演者は「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」の主演ウー・ジン呉京)。ベテラン俳優と初めて挑む戦争映画に、早くも期待の声が上がっている。(提供/華流・anomado

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