Record China 2014年4月16日(水) 12時19分
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15日、北京や上海の日本人学校で児童・生徒の数が大幅に減少している。大気汚染や日中関係の悪化などが主な原因と見られている。写真は上海。
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2014年4月15日、日本華字紙・中文導報によると、14日に始業式を行った上海市にある日本人学校は、小学生と中学生が2791人で、2013年4月の時点と比べて約260人も減少したことが分かった。
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大幅な減少は、大気汚染や日中関係の悪化などが原因と見られる。現地不動産会社によれば、上海市のほかの日本人学校でも軒並み減少しているといい、日系企業の駐在員は家族を日本に残して来るケースが増えているという。日本貿易振興機構(ジェトロ)の上海事務所は「コスト削減と経営の現地化から、企業が駐在員を減らしていることも原因の一つ」としている。
上海だけでなく、首都・北京市朝陽区にある日本人学校でも児童・生徒の数は大幅に減っている。この学校は11日に始業したが、1年前の600人超が現在は500人を割り込んでいるという。(翻訳・編集/岡田)
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