Record China 2014年4月19日(土) 9時50分
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17日、中国の大気汚染問題は米企業にとってビジネスチャンスとなるとみられている。写真は12日の上海。
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2014年4月17日、中国新聞社によると、米カリフォルニア州議会議員トラヴィス・エレン氏は16日、北京市や河北省を視察し、中国の大気汚染問題はカリフォルニア州にとってビジネスチャンスとなり得ると語った。
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中国は現在、大気汚染の改善という大きな問題に直面しているが、カリフォルニア州ロサンゼルスもかつて深刻な大気汚染を経験している。エレン議員は、カリフォルニア州は処理政策や技術の面で経験が豊富だとし、「カリフォルニア州の企業の多くが汚染対策を得意としている。スモッグはカリフォルニア州の企業にビジネスチャンスをもたらすだろう」と語った。
今回の代表団の中には環境対策の投資に興味を示す企業もあり、エレン議員とカリフォルニア州企業の代表団は河北省保定市のハイテクパークを視察し、調査を行った。帰国後、カリフォルニア州の企業へフィードバックし、対中投資を促すという。
現在、カリフォルニア州はハイテク分野において全米最大の対中投資地域だが、中国資本の対カリフォルニア州投資はまだ初期段階だ。カリフォルニア州には汚染処理のほか、新エネルギーやバイオテクノロジー、継続教育、エンターテインメントなどの強みがあり、エレン議員は「将来性が期待できる」と語る。
中国の投資を引きつけるカリフォルニア州の強みはもう一つある。華人の存在だ。米サンフランシスコ大学中国企業管理研究所の楊小華(ヤン・シャオホア)所長によると、中国中小企業の対米投資により地元の人材やサービスの獲得がより便利になり、コストを抑えられるという。(翻訳・編集/藤)
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