韓国が竹島付近に空港建設へ、政府関係者「領海管理にも役立つ」―米メディア

Record China    2014年4月11日(金) 12時54分

拡大

10日、日本と韓国の間で領有権が問題となっている竹島付近の島に韓国政府が2020年までに空港を建設する計画を取り決めた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年4月10日、米メディアによると、日本との間で領有権問題を抱え、韓国が1953年から占拠を続けている竹島(韓国名・独島)付近の島に韓国政府が2020年までに空港を建設する計画を取り決めた。空港が建設されれば観光客が島を訪れやすくなるという。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

現在はソウルから竹島へは陸路と水路を使って7時間以上を要している。韓国政府の計画では、竹島付近にあり人も住んでいる鬱陵島に空港を建設することになっている。また、これとは別に、朝鮮半島西南に位置する黒山島にも空港を建設することを検討中となっている。韓国国土交通部(省)の公告によると、2020年までに計画どおり空港が建設されれば、韓国国内のどの空港からでも1時間でどちらの島にも行けるようになるという。

韓国国土交通部は50人乗りクラスのプロペラ機を観光向けに就航させる計画で、機種や航空会社、飛行ルートなどの具体的な内容は2015年に公表するとしている。近年、竹島の領有権問題がクローズアップされてからは同島を訪れる韓国人が大幅に増加し、韓国の公式の統計では、2013年に25万5838人が島に上陸したことになっている。

韓国国土交通部の関係者は、建設される空港は前線基地としても使用でき、韓国の領海管理にも役立つと話している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携