コンビニの飽和度が最も高いのは日本、中国では広東省が上位―中国紙

Record China    2014年4月10日(木) 19時27分

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9日、中国連鎖経営協会はこのほど、中国26都市を対象に分析した「コンビニエンスストア指数」を発表した。写真は山東省青島市のセブン-イレブン。

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2014年4月9日、中国連鎖(チェーンストア)経営協会はこのほど、中国26都市を対象に分析した「コンビニエンスストア指数」を発表した。トップ3は広東省深セン市、広東省東莞市、山西省太原市で、上海は6位、広州は9位、北京は25位だった。国際商報が伝えた。

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コンビニエンスストアの飽和度が最も高いのは日本と台湾。12年のデータでは、日本は住民約2800人につき1店舗、台湾は住民約2000人につき1店舗の割合でコンビニエンスストアが存在している。

中国連鎖経営協会がコンビニエンスストアの飽和度や増加率などを基に発表した「コンビニエンスストア指数」によると、調査の対象とした26都市のうち、飽和度が最も高かったのは広東省東莞市で、住民2667人につき1店舗、続く上海市は住民約3000人につき1店舗の割合だった。全体としては住民約5000人につき1店舗の割合で、飽和度は比較的低い水準にあり、中には住民2万〜3万人につき1店舗という都市もあった。

全体の51%の店舗が24時間営業に対応している。地域別に見ると、24時間営業のコンビニエンスストアは南部が北部よりも、沿海都市が内陸部よりも明らかに多く、気候や消費習慣を反映した形となっている。

新規オープンのペースは比較的速く、13年は26都市全体で19.5%増で、江蘇省徐州市が100%増、内モンゴル自治区フフホト市と浙江省温州市が50%以上増加し、マイナス成長を記録した都市は上海市だけだった。

また、コンビニエンスストアの種類に関しては、26都市で合計176ブランドが存在している。中でも上海や深セン、南京、東莞などでは10ブランド以上が激烈な競争を展開しており、関係者は「企業が利益を得られる余地は相対的に小さくなっている」と話している。

コンビニエンス指数のトップ10と指数は以下の通り。

1.広東省深セン市 87

2.広東省東莞市 86

3.山西省太原市 86

4.福建省アモイ市86

5.内モンゴル自治区フフホト市 85

6.上海市 82

7.浙江省温州市 82

8.四川省成都市 81

9.広東省広州市80

10.新疆ウイグル自治区ウルムチ市79(翻訳・編集/HA)

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